SSブログ

「海王丸」と「なつしま」の一般公開、「海王丸」のセイルドリル [男鹿市]

R0000749.jpg
 海王丸の一般公開は残念ながら曇天模様。姉妹船だけあって、素人目にはいたるところが日本丸とそっくりです。

DSC00087.jpg
 でも、違いを見つけていくと、、たとえば船首の女神像。海王丸は横笛を携えていますが


DSC04162.jpg
 日本丸は手を合わせて祈りをささげているような姿勢です。

R0000753.jpg
 船首甲板から見える錨の鎖。

R0000752.jpg
 予備大錨もあるのですが、実際に使ったことはないそうです。

R0000755.jpg
 船内は日本丸と似ていて、教室があって講義中でした。

R0000757.jpg
 ここは学生さんの食堂も兼ねているということで、端の方にはドレッシングなどが並んでいました。

R0000761.jpg
 限られたスペースですので食事の盛り付けはテーブル上で行われるようです。

R0000760.jpg
 こちらは生徒さん以外の乗組員の方々の食堂。

R0000769.jpg
 船尾では丁寧に塗装しておられました。見た目大事ですもんね^^
 今年の日本丸の一般公開は甲板上でしかなかったので、海王丸の船内は非常に気になっていました。

ここからは海洋調査船「なつしま」です。

R0000773.jpg
 そしてやってまいりました、海洋調査船「なつしま」。個人的に今回の一般公開で最も気になっていた船です。

R0000771.jpg
 船尾にはハイパードルフィンも見えます。

R0000781.jpg

R0000783.jpg

R0000784.jpg
 ちびっこには、このような計器類は当然「かっこえー!」という羨望の的です。

R0000785.jpg

R0000786.jpg
 ちょうど船長さんが座る椅子からの様子なのですが、なぜ視界の真正面にこんな障害物が?と思って尋ねてみると、目の前のは回転窓といって、水滴がついてもクルクル回って、常に視界を良好に保つためのものだったのです。

R0000787.jpg

R0000790.jpg

R0000791.jpg

R0000793.jpg

R0000798.jpg
 手前には2本のアームがあって、70kgの重さのものまで掴むことができるそうです。そしてその握力は200キロだそうな!

R0000800.jpg
 このホースで掃除機のように吸い込んで、真ん中上部に見える円形の回収ボックスに取り込むそうです。

R0000795.jpg

R0000797.jpg
 ハイパードルフィンは外見このままで深海を調査するそうです。ですので、パーツは全て耐圧処理されているそうです。
 さらに、地上での重量は4tなのですが、海中では重さゼロになるように設計されているそうです。前後左右上下の、計6個のプロペラを使い、スムーズな移動が行えるようです。
 また、調査時間は動力の電気さえ続くならいくらでも調査できるのですが、日の出から日没まで とルールを決めているそうです。


ここからは、「海王丸」のセイルドリルです。

DSC00097.jpg
 一般公開に続いて、この日も曇天模様となってしまいました。
 展帆前には入念なストレッチが欠かせません。

DSC00103.jpg

DSC00106.jpg

DSC00107.jpg
 地上から数十メートルという高さの狭い場所で、生徒さんがひしめきあいます。

DSC00122.jpg
 茶色の着衣の方がホイッスルを吹きつつ指揮して展帆は進んでいきました。

DSC00114.jpg

DSC00120.jpg

R0000819.jpg
 日本丸の時とは風向きが違うので風の通りをよくするため、ヤードを目いっぱいこちら側に開きました。

R0000822.jpg
 岸壁から離れていかないように、タグボートが海王丸を押している状態でした。ちなみに、タグボートの船名も「海王丸」です(笑

 この後、休息1日をはさんで7/30、海王丸は無事に船川港を出港しました。

R0000808.jpg
 おかげさまで期間中の船の一般公開は全船スタンプ押印完了となりました^^


 次回は、船の一般公開以外の海フェスタおが関連イベント、ラーメンフェスや「サンドクラフトみたね」の砂像をお伝えします。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。