日本丸のセイルドリル [男鹿市]
2週間の海フェスタ期間で、貴重な晴れの週末となったこの日、日本丸のセイルドリルが行われました。
会場では帆船型の凧を揚げる方もいらっしゃり、注目の的となっていました。
笑顔が見られます^^
寄港地で公開するわけですから、快晴なら生徒さんたちも一層やりがいがあるのではないでしょうか。
甲板から40m以上もある高さを上っていく様子はドキドキします。乗員の方は小走りに上っていくのでびっくりです。
どこのマストかというと
一番手前のてっぺんで、じゃぁどのくらいの高さかというと
4本あるうちの一番手前のマスト
これを裸足で上っていくんです!
5本目のマストといわれるのが、船首のバウスプリット
帆を張ることを展帆(てんぱん)、たたむことを畳帆(じょうはん)というそうです。
日本丸のロープをすべてつなげると、なんと30kmにもなるそうです!
3本のマスト(手前からフォアマスト・メインマスト・ミズンマスト ※4本目はジガーマスト)には上から1-2-2-1で6本のヤード(横帆を張るための横に伸びた棒)がそれぞれあって、帆は
1番上のヤードから帆をおろす(正しい表現なのか不安です)
2番目の「ヤードを引き上げて」張る
3番目のヤードから帆をおろす
4番目の「ヤードを引き上げて」張る
5番目のヤードから帆をおろす
6番目のヤードから帆をおろす
で、メインマストの下から3番目のヤードをアッパートップヤードといって、この重量がなんと2t! これをみんなの人力で引き上げるわけです。
この訓練はなんと航海中の海上でも実施されるそうです。
この翌日、一般公開もありましたが、前回船川港に寄港した時とちがい、船内の様子は見学できず、甲板上の公開でした。
写真の枚数が多くなりそうでしたので、予定を変更して日本丸のセイルドリルをお伝えしました。
次回、海王丸と海洋調査船なつしまの様子をご紹介したいと思います。
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