来年は穏やかな年でありますように [男鹿市]
豪雨等々、今年の秋田県は自然災害に遭い散々でしたので、来年は穏やかでありますように
大みそかの午前、寒風山の様子。とても穏やかな晴れ。道路の雪も解けて車は走りやすいんだけれども、ナマハが練り歩くには風情がないと言いますか・・・。
タイトルは変わりましたがこちらで引き継いでいこうと思いますので、今後もよしなに。
photo life 秋田
写真のアップロード等々、ソネブロは重いので(使用容量も関係しているのかも?)切り替えてみようと思います。
bjリーグ in 男鹿 [男鹿市]
現在bjリーグイースタンカンファレンスを独走中の、我らハピネッツ。中村監督が男鹿市出身ということもあり、11/30、12/1は凱旋と銘打った試合が開催されます。
バスケって攻守の入れ替わりが激しいので試合に魅入って撮影そっちのけでした。
得点が入るたびに会場内が大きな盛り上がり。これはハマりますよね!
土曜日は100点ゲームで快勝!監督のトークも絶好調だったのではないでしょうか。
秋田のスポーツチームというと
サッカー:ブラウブリッツ
ラグビー:ノーザンブレッツ
バスケ:ノーザンハピネッツ
ブリッツ・ブレッツ・ノーザン・ノーザンで間違いやすいです><
タグ:ハピネッツ
男鹿っ鼓の宴 [男鹿市]
先日藤里町で行われた、ふじさと50祭。ここで男鹿っ鼓のメンバーが演奏を披露したのをご存知ですか。
私もあの演奏に魅入られた一人ですが、10/13(日)男鹿市民文化会館で「男鹿っ鼓の宴」と題して公演がありました。
お世辞にも大きいとは言えない男鹿市民文化会館ですが、たくさんの方が開演を今かと待ちわびていました。
沖縄県宮古島よりエイサー太鼓のみなさん、津軽三味線の笹川さん、葛西さんも交えた素晴らしい時間を共有させていただきました。
その様子を少しばかりご報告いたします。なお、ビデオ初心者につき、カメラワーク等々見づらい点はお許しください。
すごい迫力ですから、機会がありましたら、ぜひ足を運んで聴いてください。
「海王丸」と「なつしま」の一般公開、「海王丸」のセイルドリル [男鹿市]
海王丸の一般公開は残念ながら曇天模様。姉妹船だけあって、素人目にはいたるところが日本丸とそっくりです。
でも、違いを見つけていくと、、たとえば船首の女神像。海王丸は横笛を携えていますが
日本丸は手を合わせて祈りをささげているような姿勢です。
船首甲板から見える錨の鎖。
予備大錨もあるのですが、実際に使ったことはないそうです。
船内は日本丸と似ていて、教室があって講義中でした。
ここは学生さんの食堂も兼ねているということで、端の方にはドレッシングなどが並んでいました。
限られたスペースですので食事の盛り付けはテーブル上で行われるようです。
こちらは生徒さん以外の乗組員の方々の食堂。
船尾では丁寧に塗装しておられました。見た目大事ですもんね^^
今年の日本丸の一般公開は甲板上でしかなかったので、海王丸の船内は非常に気になっていました。
ここからは海洋調査船「なつしま」です。
そしてやってまいりました、海洋調査船「なつしま」。個人的に今回の一般公開で最も気になっていた船です。
船尾にはハイパードルフィンも見えます。
ちびっこには、このような計器類は当然「かっこえー!」という羨望の的です。
ちょうど船長さんが座る椅子からの様子なのですが、なぜ視界の真正面にこんな障害物が?と思って尋ねてみると、目の前のは回転窓といって、水滴がついてもクルクル回って、常に視界を良好に保つためのものだったのです。
手前には2本のアームがあって、70kgの重さのものまで掴むことができるそうです。そしてその握力は200キロだそうな!
このホースで掃除機のように吸い込んで、真ん中上部に見える円形の回収ボックスに取り込むそうです。
ハイパードルフィンは外見このままで深海を調査するそうです。ですので、パーツは全て耐圧処理されているそうです。
さらに、地上での重量は4tなのですが、海中では重さゼロになるように設計されているそうです。前後左右上下の、計6個のプロペラを使い、スムーズな移動が行えるようです。
また、調査時間は動力の電気さえ続くならいくらでも調査できるのですが、日の出から日没まで とルールを決めているそうです。
ここからは、「海王丸」のセイルドリルです。
一般公開に続いて、この日も曇天模様となってしまいました。
展帆前には入念なストレッチが欠かせません。
地上から数十メートルという高さの狭い場所で、生徒さんがひしめきあいます。
茶色の着衣の方がホイッスルを吹きつつ指揮して展帆は進んでいきました。
日本丸の時とは風向きが違うので風の通りをよくするため、ヤードを目いっぱいこちら側に開きました。
岸壁から離れていかないように、タグボートが海王丸を押している状態でした。ちなみに、タグボートの船名も「海王丸」です(笑
この後、休息1日をはさんで7/30、海王丸は無事に船川港を出港しました。
おかげさまで期間中の船の一般公開は全船スタンプ押印完了となりました^^
次回は、船の一般公開以外の海フェスタおが関連イベント、ラーメンフェスや「サンドクラフトみたね」の砂像をお伝えします。
日本丸のセイルドリル [男鹿市]
2週間の海フェスタ期間で、貴重な晴れの週末となったこの日、日本丸のセイルドリルが行われました。
会場では帆船型の凧を揚げる方もいらっしゃり、注目の的となっていました。
笑顔が見られます^^
寄港地で公開するわけですから、快晴なら生徒さんたちも一層やりがいがあるのではないでしょうか。
甲板から40m以上もある高さを上っていく様子はドキドキします。乗員の方は小走りに上っていくのでびっくりです。
どこのマストかというと
一番手前のてっぺんで、じゃぁどのくらいの高さかというと
4本あるうちの一番手前のマスト
これを裸足で上っていくんです!
5本目のマストといわれるのが、船首のバウスプリット
帆を張ることを展帆(てんぱん)、たたむことを畳帆(じょうはん)というそうです。
日本丸のロープをすべてつなげると、なんと30kmにもなるそうです!
3本のマスト(手前からフォアマスト・メインマスト・ミズンマスト ※4本目はジガーマスト)には上から1-2-2-1で6本のヤード(横帆を張るための横に伸びた棒)がそれぞれあって、帆は
1番上のヤードから帆をおろす(正しい表現なのか不安です)
2番目の「ヤードを引き上げて」張る
3番目のヤードから帆をおろす
4番目の「ヤードを引き上げて」張る
5番目のヤードから帆をおろす
6番目のヤードから帆をおろす
で、メインマストの下から3番目のヤードをアッパートップヤードといって、この重量がなんと2t! これをみんなの人力で引き上げるわけです。
この訓練はなんと航海中の海上でも実施されるそうです。
この翌日、一般公開もありましたが、前回船川港に寄港した時とちがい、船内の様子は見学できず、甲板上の公開でした。
写真の枚数が多くなりそうでしたので、予定を変更して日本丸のセイルドリルをお伝えしました。
次回、海王丸と海洋調査船なつしまの様子をご紹介したいと思います。
海上保安庁巡視船「ざおう」 [男鹿市]
第2管区海上保安本部所属 つがる型巡視船4番船「ざおう」
最大船速は時速約43km、乗員69名とのこと。詳しくはWikiでご確認ください。
ちなみに、秋田港を拠点とする高速高機能大型巡視船 あそ型巡視船2番船「でわ」は時速約55km以上、乗員30名です。
船内には救命室もありました。
船首には35mm機関砲と、20mm機銃
この日は、「ざおう」と共に、先日ご報告した「白山」も船川港に寄港しました。タイミング的に「ざおう」の一般公開と重なりました。
船尾にはヘリコプター格納庫と飛行甲板があり、こちらも公開されていました。
ウインチは最大で240kgの重さまで引き上げられるそうです。
最近の計器類は電子化されているそうですが、このヘリコプターは製造後30年経過しているためいまだにアナログ計器なんだそうです。予算に限りがあるため、まだ現役で頑張ってるそうです。
ヘリコプターは最大乗員9名だそうですが、これは一人当たりの体重を70kgとしての計算だそうです(乗員の方は厳しい訓練を積んでいるため、一人当たり70kg)。
増設燃料タンクがあるため、連続飛行時間で約3時間半、飛行距離で片道約90マイル とおっしゃっておられました。
これも救助者を乗せて引き上げるための担架
自力歩行可能だったり軽傷な場合は、担架ではなくこのようなものを装着するそうです。
左に見える黄色い袋は救助時のロープで、約30mくらいの長さまで救助できるそうです。
ブイの中央部分です。現在はLED化されていて、この周囲を囲むようにソーラーパネルを装着するそうです。
重しを付けたワイヤーが絡まないようにするための金具もありましたが、意外と軽かったです。
ちょっと前のIHヒーターにも驚きましたが、こちらには食洗機?滅菌器らしきものが! 我が家の台所より進んでいます(笑
シャワー室じゃなくて浴室がありました。浴室の広さは長辺が約5m位だったと思います。だいたい3名くらいで入るそうです。
一般公開の前日には体験航海が行われまして、そのときはヘリコプターを使った訓練の様子も見ることができたようです(港から見てもかなりの低高度でヘリが飛んでいるようでした)。
秋田港でよく目にする「でわ」も見てみたいですね~。高速高機能大型巡視船という名前もですが、
北朝鮮工作機関やテロ組織に関連する不審船を停船させ、または火力で圧倒することを目的として建造されたため、推進方式にウォータージェット推進を採用し、煙突をなくして舷側の穴から排気ガスを放出する野心的な設計で、速力は公称30ノット以上である。夜間においても捜索監視が可能な赤外線捜索監視装置、停船命令等表示装置(電光掲示板)、高い耐航性、機動力を有する高速警備救難艇を装備しているため、従来の巡視船よりも高度な水上監視・捜索能力を有する(Wikiより)。
いつか機会があったら行ってみようと思います。
次回は、帆船「日本丸」と「海王丸」、海洋調査船「なつしま」の様子をお伝えします。
船の一般公開も大詰めですよ~!
最大船速は時速約43km、乗員69名とのこと。詳しくはWikiでご確認ください。
ちなみに、秋田港を拠点とする高速高機能大型巡視船 あそ型巡視船2番船「でわ」は時速約55km以上、乗員30名です。
船内には救命室もありました。
船首には35mm機関砲と、20mm機銃
この日は、「ざおう」と共に、先日ご報告した「白山」も船川港に寄港しました。タイミング的に「ざおう」の一般公開と重なりました。
船尾にはヘリコプター格納庫と飛行甲板があり、こちらも公開されていました。
ウインチは最大で240kgの重さまで引き上げられるそうです。
最近の計器類は電子化されているそうですが、このヘリコプターは製造後30年経過しているためいまだにアナログ計器なんだそうです。予算に限りがあるため、まだ現役で頑張ってるそうです。
ヘリコプターは最大乗員9名だそうですが、これは一人当たりの体重を70kgとしての計算だそうです(乗員の方は厳しい訓練を積んでいるため、一人当たり70kg)。
増設燃料タンクがあるため、連続飛行時間で約3時間半、飛行距離で片道約90マイル とおっしゃっておられました。
これも救助者を乗せて引き上げるための担架
自力歩行可能だったり軽傷な場合は、担架ではなくこのようなものを装着するそうです。
左に見える黄色い袋は救助時のロープで、約30mくらいの長さまで救助できるそうです。
ブイの中央部分です。現在はLED化されていて、この周囲を囲むようにソーラーパネルを装着するそうです。
重しを付けたワイヤーが絡まないようにするための金具もありましたが、意外と軽かったです。
ちょっと前のIHヒーターにも驚きましたが、こちらには食洗機?滅菌器らしきものが! 我が家の台所より進んでいます(笑
シャワー室じゃなくて浴室がありました。浴室の広さは長辺が約5m位だったと思います。だいたい3名くらいで入るそうです。
一般公開の前日には体験航海が行われまして、そのときはヘリコプターを使った訓練の様子も見ることができたようです(港から見てもかなりの低高度でヘリが飛んでいるようでした)。
秋田港でよく目にする「でわ」も見てみたいですね~。高速高機能大型巡視船という名前もですが、
北朝鮮工作機関やテロ組織に関連する不審船を停船させ、または火力で圧倒することを目的として建造されたため、推進方式にウォータージェット推進を採用し、煙突をなくして舷側の穴から排気ガスを放出する野心的な設計で、速力は公称30ノット以上である。夜間においても捜索監視が可能な赤外線捜索監視装置、停船命令等表示装置(電光掲示板)、高い耐航性、機動力を有する高速警備救難艇を装備しているため、従来の巡視船よりも高度な水上監視・捜索能力を有する(Wikiより)。
いつか機会があったら行ってみようと思います。
次回は、帆船「日本丸」と「海王丸」、海洋調査船「なつしま」の様子をお伝えします。
船の一般公開も大詰めですよ~!
海フェスタが始まりました [男鹿市]
金曜日までの土砂降りの雨が打って変わって、ブルーインパルス会場上空には青空が。
今日はやるでしょ! と思ったたくさんのカメラマンや親子連れの方々。
残念ながら、松島~男鹿間に停滞する梅雨前線の影響で、出発できずに中止となりました><
9/9辺りに三沢基地航空祭があるはずなので、雄姿はそこまでお預けです。
タグ:海フェスタおが
安田海岸と西黒沢海岸 [男鹿市]
安田海岸
手前に小さく見えるのはカニ。
砂浜を蛇行した海岸線が、三日月状の穏やかな流れの場所を形成し、子どもでも安心して水遊びできる場所もあったりします。
安田(あんでん)海岸は、多種の化石、泥層や砂層、礫層そして火山灰層もある地層の博物館。
小学生から専門家まで見逃せないスポット。
典型的な傾斜不整合や、地層の傾きが下の地層ほど大きくなっている現象も確認できます。
北は洞爺カルデラ。南は阿蘇山から飛んできた火山灰の層もあります。
上の写真の灰色の層は石炭になりかけた植物の層(亜炭層)で、筋状の黒い層が阿蘇第1火山層だそうです。
西黒沢海岸
男鹿半島のなかで海で堆積した一番古い層(およそ1500万年前)が観察できます。
波打ち際の平らな地面の層がかつての海底面だそうです。
この段差。約15センチくらいあったりします。
ここではホタテの仲間やウニ、大型有孔虫といった海の生物の化石をはじめ、松ぼっくりや木材などの陸の生物の化石も出てくるそうです。
足元も探してみるとと、このような縞模様の石も発見できます。
男鹿半島・大潟村ジオパークでは、まだまだ見どころいっぱいです。
入道崎は男鹿半島で最も古い9000万年前の岩石を確認でき、全国的にも非常に珍しいマール湖も眺める八望台、おなじみ寒風山。日本第2位の湖を干拓した大潟村などなど。ふと撮影した写真が、実は珍しい岩石だったんだなんてこともしばしば。
この夏は、ぜひ男鹿半島をご訪問ください。
手前に小さく見えるのはカニ。
砂浜を蛇行した海岸線が、三日月状の穏やかな流れの場所を形成し、子どもでも安心して水遊びできる場所もあったりします。
安田(あんでん)海岸は、多種の化石、泥層や砂層、礫層そして火山灰層もある地層の博物館。
小学生から専門家まで見逃せないスポット。
典型的な傾斜不整合や、地層の傾きが下の地層ほど大きくなっている現象も確認できます。
北は洞爺カルデラ。南は阿蘇山から飛んできた火山灰の層もあります。
上の写真の灰色の層は石炭になりかけた植物の層(亜炭層)で、筋状の黒い層が阿蘇第1火山層だそうです。
西黒沢海岸
男鹿半島のなかで海で堆積した一番古い層(およそ1500万年前)が観察できます。
波打ち際の平らな地面の層がかつての海底面だそうです。
この段差。約15センチくらいあったりします。
ここではホタテの仲間やウニ、大型有孔虫といった海の生物の化石をはじめ、松ぼっくりや木材などの陸の生物の化石も出てくるそうです。
足元も探してみるとと、このような縞模様の石も発見できます。
男鹿半島・大潟村ジオパークでは、まだまだ見どころいっぱいです。
入道崎は男鹿半島で最も古い9000万年前の岩石を確認でき、全国的にも非常に珍しいマール湖も眺める八望台、おなじみ寒風山。日本第2位の湖を干拓した大潟村などなど。ふと撮影した写真が、実は珍しい岩石だったんだなんてこともしばしば。
この夏は、ぜひ男鹿半島をご訪問ください。