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みちのく一人旅 ~十和田湖~ [十和田湖(青森県・秋田県)]

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銅とスズとの合金が立ってゐる。
どんな造型が行はれようと
無機質の図形にはちがひない。
はらわたや粘液や脂や汗や生きものの
きたならしさはここにない。
すさまじい十和田湖の円錐空間にはまりこんで
天然四元の平手打をまともにうける
銅とスズとの合金で出来た
女の裸像が二人
影と形のように立ってゐる
いさぎよい非情の金属が青くさびて
地上に割れてくづれるまで
この原始林の圧力に堪えて
立つなら幾千年でも黙って立ってろ。          高村光太郎


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十和田神社

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乙女の像

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発荷峠

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乙女の像




奥入瀬渓流を南下し、休屋に到着。ここは名前の通り、食事やお土産にうってつけの場所で、十和田湖を愉しむなら外せないスポットです。十和田湖といったら乙女の像。遊覧船やスワンボートもありますが、一人で乗るほど恥ずかしいことありません(笑)
かなり大きな湖ではあるのですが、琵琶湖を経験してしまったら小さく見えてしまいます。

湖岸沿いを標識に従って進むとあっという間ですが、ちょっと横道にそれると十和田神社があります。この横道というのが「開運の小道」といいます。「火ノ神」「山ノ神」「金ノ神」といった祠のなかに、なんと「天ノ岩戸」が!!高千穂だけじゃなかったんですね^^;

十和田神社にたどり着いたら、有名な占い場も行っちゃう? でもかなり危険な鉄梯子を伝っていかなくてはいけないので諦めました。


乙女の像は説明するまでもないですね。

この頃から空を雲が覆い始め、朝の青空は何処へやら。木々も少しばかり色づいてきたくらいで、紅葉はまだまだでした。

休屋の各店は、お昼時で観光客がいっぱいでした。ひめます定食なども食べれそうにないので、職場へのお土産を買って「乙女もち」を食べて発荷峠へ向かいました。

発荷峠は秋田県側にあり、十和田湖の形を一望できる定番スポットです。気温がかなり寒く、秋というよりは初冬!空はいまにも雨が落ちてきそう。ポスターで見たような、青い湖面と空のコラボとはいきませんでしたが、新緑の頃や紅葉がもうすこし進んだ頃など、通年楽しめそうです。




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次回は、樹海ラインから小坂町に立ち寄りました。その様子を報告したいと思います。



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コメント 3

stone-9

乙女の像を見て若い頃、友人7人位で車で行った事を思い出しました。
帰りは秋田を経由して日本海を下って帰ってきました。
by stone-9 (2009-10-18 11:38) 

Around50

十和田湖といえば乙女の像、やはり外せませんね。
なつかしく拝見しました。
訪れたのは、もう20年以上も前になりますが、
湖が見渡せる場所に、同じように立った記憶があります。
その時は、十和田湖を一周していました。
次の日は10m先も見えない霧が発生し、恐々と走っていました。
by Around50 (2009-10-18 18:05) 

つぼっち

峠から眺める湖は格別ですね。
湖面が波打ってるのがよく分かります。
by つぼっち (2009-10-18 22:50) 

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